【グランブルー】組織's バレンタイン【ファンタジー】




注意書き
ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」の二次創作です。
妄想というか俺設定が多分に含まれます。
台詞のみの、俗に言う台本形式です。
タイトル通り、バレンタインネタです。
発言キャラは台詞前の文字で判断
(最初だけフルネームで書いてます)。
台詞間のキャラの動作や時間経過は各自自己補完でお願いします。
以上。OK?







バザラガ「時にユーステスよ。明日が何の日か、知っているか?」
ユーステス「知らん。興味もない」
バ「バレンタインというやつだ」
ユ「……」
バ「女性が、意中の男性にチョコを渡す日のことだ。最近では、意中でなくとも家族や親しい友人、馴染みの深い仲間に渡すこともあるらしい」
ユ「どうしてわざわざ俺に話す」
バ「いや、どうやらあの二人も、何か企んでいるようだったからな」
ユ「……アイツら、それで騒がしかったのか」
バ「ふっ……少し、喋りすぎたかな」
ユ「よく言う。元からそのつもりだったんだろう」
バ「喋りすぎついでに、もう一つ面白い話があってな」
ユ「……お前、暇なのか?」


ゼタ「これで準備万端?」
ベアトリクス「あぁ。材料は揃ったし、器具とか設備は完備されてる。前にも思ったけど、騎空艇の厨房って言っても侮れないもんだな」
ゼ「そりゃ、騎空団員全員のご飯を賄うんだから、ちゃんとした設備じゃないとね」
ベ「それもそうか。まあ一番助かったのは、この時間に誰も使ってなかったことだけどな」
ゼ「確かに。バレンタイン前日だし、先客が居ても不思議じゃなかったけど」
ベ「みんなもっと早くに準備してるか、市販品で済ますつもりなのか?」
ゼ「そうかもね。皆それなりに忙しいだろうから」
ベ「って考えると、上手く時間が作れた私達はラッキーだったな」
ゼ「そうね。それに、私にはこういう時だけは頼りになる、あんたっていう友人が居るからね」
ベ「な、だけって! ゼタお前、一言余計なんだよぉ!」
ゼ「あっはは! 冗談冗談! 頼りにしてるわよ、ベア」
ベ「フン! …… まあ、頼られるってんなら、まんざらでもないけどな……」
ゼ「なんか言ったー?」
ベ「なな、何でもない! 何でもないぞ!」
ゼ「ふーん? 相変わらずせわしないわね、ベアは」


ユ「おい」
バ「どうした? ユーステス」
ユ「なぜ俺まで買い出しに付き合わされているんだ」
バ「暇そうにしていたのが、お前しかいなかったからな」
ユ「暇だったわけではないが」
バ「それに騒がしい騎空艇に比べれば、こちらの方が、お前にとっては過ごしやすいだろう」
ユ「……」
バ「たまにはこうして、何事もなく過ごすのも良いものだ。祭日とあって、街の装いこそ華々しいが、喧騒も無ければ静かなものだな」
ユ「……今日は随分饒舌だな」
バ「あぁ……喋りすぎだな」
ユ「……まあ、偶の気分転換としては、こういう平穏も悪くはない」
バ「であれば何よりだ」
ユ「平穏と静寂を、望むが故だ」


ゼ「ベアー、こっちももう終わりよ」
ベ「オーケー。じゃあ、あとは冷やして固めれば完成だな」
ゼ「はーぁ……結構大変なのね、お菓子作りって」
ベ「単純作業が多いからな。でも慣れれば楽しいぞ」
ゼ「まー、そうじゃないと趣味になんてできないわよねー」
ベ「……」
ゼ「うん? どうしたのよ? ベア」
ベ「ああ、いや。ゼタとこうやって、一緒に戦う以外のことをするってのも、久しぶりだなって」
ゼ「な、なによ急におセンチになっちゃって」
ベ「いや、そういうつもりじゃないんだ、すまん」
ゼ「んー……まあたしかに? あんたに色々あって、こうやって並ぶのは戦いの時ばっかりだったわね」
ベ「あぁ。それで、久々にこうやって二人でワイワイやるのが、すごく楽しかったなって」
ゼ「ふふん、珍しいわねぇ? 今日はやけに素直じゃない」
ベ「ち、茶化すんじゃねえって!」
ゼ「でもま、私も楽しかったよ。だからさ、よかったらまた教えてよ。お菓子作り」
ベ「……! もっもちろんだ! 作りたいお菓子があったらなんでも教えるぞ!」
ゼ「さっすがベアねー、楽しみにしてるわ」


――――――――


ゼ「あ、いたいた。ちょうど二人そろってるわね」
バ「ゼタにベアトリクスか。なにかあったか?」
ユ「……」
ゼ「ちょっとねー、二人に渡したいものがあって」
ベ「っていうか、大体予想はついてるんじゃないか?」
ゼ「……っはぁ~、ベアあんたねぇ」
ベ「へ?」
バ「そういうことは、思っていても口にするものではない」
ベ「あっ……そ、それも、そうか……」
ユ「空気の読めん女だ」
ベ「な、なにおう!」
ゼ「はいはい、落着きなさいベア。ユーステスも煽らないの」
ユ「フン」
ベ「こ、こいつぅ~!」
ゼ「まあそういうわけで、今日はバレンタインだし。不本意ながらも世話になってる二人にプレゼント」
ベ「……私の場合は、この前助けてもらった礼もふくめてだ」
バ「ほう、なかなか趣向の凝った装丁だな」
ゼ「ふふん、ラッピングは私が選んだんだー」
ベ「中身は私達の手作りだ。ありがたく頂くんだぞ!」
ユ「一言多い奴だな、お前は」
ベ「お前だって人のこと言えないだろうが!」
ゼ「あーあ、全く。結局こうなっちゃうんだから」

バ「それでは、俺からはこれを渡そう」
ゼ「え、なにこれ? なんであんたが?」
バ「本来であれば、一月後に渡すのが正しいのだがな」
ベ「ホワイトデーってやつか。でも、いくらなんでも早すぎるんじゃないか?」
バ「その日に渡せる保証もないのでな。買い出しのついでにと、買っておいたのだ」
ゼ「へー、気が利くじゃない。それじゃ、ありがたく頂戴しとくわ」
ベ「ついでにって……これ結構良いとこのやつだろ? 高かったんじゃないのか?」
ゼ「え、そうなの?」
バ「ベアトリクス、喋りすぎだ……」
ゼ「なに? まさかバザラガ、あんた照れてんの?」
バ「ぬ……ぅ」
ベ「はは、バザラガでもそういうことがあるんだな」
ユ「……」
ゼ「あん? どしたの、ユーステス」

ベ「……え? ええぇ!?」
ゼ「バザラガだけならまだしも、まさか、ユーステスまで!?」
ユ「こいつの買い出しに付き合わされたついでだ」
ベ「あぁ……ありがとう……」
ゼ「まさに青天の霹靂って感じね……」
バ「中は俺の物とは別になっている。その点は抜かりない」
ゼ「まあ、一緒に買いに行って一緒の物だったら、ちょっとセンス疑うもんねー」
ユ「ベアトリクス」
ベ「ぅえ!? ど、どうした? ユーステス」
バ「ほう……?」
ユ「ノースヴァストでの一件。あれはお前が発端だったわけだが」
ベ「それはっ、もう何度も謝っただろ! 皆には迷惑かけたよ……というか、今そんな話するのかよ」
ユ「……だが、お前はその逆境を見事に覆してみせた」
ゼ「なんかあいつ、今日はやけに口数が多いわね……」
バ「まあ見ておけ」
ユ「奴を、グルザレッザを止める決定打となったのは、間違いなくお前の存在だ」
ベ「な、なんか、改めて言われると、恥ずかしいな」
ユ「……それは、俺からの謝礼だ」
ベ「ん、ありがとよ」
ゼ「よかったじゃん。ちょっと遅くなったけど、あのユーステスからお礼なんてさ」
バ「あの男も、もっと素直にならんものか」
ゼ「いいじゃんいいじゃん。ああいうところ見れただけでもめっけもんよ……って、どしたのベア?」
ベ「なんでもないっ!」
ゼ「あれぇ? もしかしてあんた、泣いて――」
ベ「な、泣いてなんかない! これは、その……風で眼が乾いただけだ!」
ゼ「ふぅん、そっかそっか!」
バ「素直でないのは、こちらも同じか」
ベ「聞こえてるぞ、バザラガ!」
バ「あぁ、すまんな。喋りすぎた」
ユ「……全く、騒がしい」




――――あとがき――――

ご無沙汰です。
半年ほど前に最近始めた、グランブルーファンタジーで一つ書いてみました。
グラブルで書くのはこれが初めてですね。当然だけども。
ほんとはツイッターに投げるつもりだったのですが、書いてるうちに思っていたより長くなってしまい、結局こちらに投稿する運びに。
まあ最近更新できてなかったので丁度よかったですね?
登場させたキャラクターで、私が入手しているのはバザラガさんだけという。それ故結構苦戦しました。
あと『せっかくブログに投げるなら地の文もいれよう!』とか考えたのですが、バレンタインに間に合う気がしなかったので泣く泣く断念。
キャラの動きがわかりにくい部分が多いかもしれませんが、読者様を信じてブン投げます(((((
では、楽しんでいただければこれ幸い。

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  by mimes_jio | 2016-02-14 15:41 | グラブル

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